堺総合法律事務所

 

弁護士紹介


村田 浩治
1960年生まれ
/1990年弁護士登録
立命館大学法学部 卒
 

得意分野

 労働に関わる事件。労災、残業代、解雇、パワハラ事件等を最近でもよく扱っています。
 労働事件の悩ましいことは仕事をしている会社にいながら労働条件を正すことが難しい点です。紛争になってなくても労働条件を正すために労働組合をどう使うのかアドバイスをしたり実際に紹介したりということもあります。最近は退職代行という会社もあるようですが、生活とつながる労働環境を自身で正す方が有益です。そのためのヒントを見つけるために必要なアドバイスをしたいと考えています。
 その他普通の一般民事(借地借家・離婚・交通事故、相続)も多数扱っています。

取りあつかった事件

新日鉄堺賃金差別事件、鈴木新金岡小学校教諭過労死事件、三井生命営業所長過労死事件、JR西日本・大誠電機偽装請負事件・同不当労働事件、ヨドバシパソナ偽装請負解雇事件、大阪歯科大学組合差別事件、建交労エアウォーター偽装倒産事件、光洋シーリングテクノ偽装請負事件、松下プラズマディスプレイ偽装請負事件、INAXメンテナンスフリーランス団交拒否事件、大阪市ヤミ手当事件、高石市、大東市、枚方市 公立保育所廃止民営化条例取消訴訟、堺市保育園シックハウス事件。中国残留孤児国家賠償訴訟事件、上野芝欠陥マンション賠償請求事件、東リ偽装請負事件(派遣法直用みなしの勝訴判決)フジ住宅ヘイトハラスメント事件、京都銀行寮管理人偽装請負事件。

趣 味

本を読むこと、あまりできてないが旅行と写真をとること

抱 負

 1990年、バブル絶頂期に弁護士登録をしました。その後、日本経済の急速な低迷の犠牲をもろに受けた中小零細企業の方々の倒産事件や、リストラにあった労働者の方々、そして非正規で喘いでいる働く人たちの相談を聞いてきました。日本を支えているのは民衆なのに、その扱いが悪くなっていると感じます。庶民には国籍も関係なく助け合うことなしに世の中は動けません。そういう思いで事件にも社会的運動にも取り組んで行きたいと考えて生活しています。
 弁護士会の委員会や研究会に参加したり、社会活動もあるため事務所でじっとしている時間が少ないです。しかし事件には一つとして同じものはないという気持ちで依頼者の声を聞いて事件に向き合いたいと思って日々仕事をしています。

書 籍(いずれも一部執筆です)

がんばってよかったー派遣から正社員へー(かもがわ出版)
過労死・過労自殺110番(民事法研究会)
それって大丈夫?スキマバイトQ&A(旬報社)

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